薬屋のひとりごと 12 - The Apothecary Diaries 12 (Light Novel)
シリーズ累計1800万部突破! 彼女の「正体」を知ると9巻から読み返したくなる。
玉鶯は、蝗害は異民族のせいで起きたと憤る民を鎮める名目で、
玉鶯の暗殺という思わぬ形で戦を回避することになる。
しかし、領主代行を失った西都の舵を取る者がいない。
壬氏は、いやいやながら西都の政務を執ることになった。
そんなある日、壬氏は、領主代行だった玉鶯の息子たちを、
西都のために後継者として政治を教え、育成してほしいと頼まれる。
しかし、玉鶯の長男・鴟梟はどうしようもない無頼漢であった。
他の二人も後継者教育を受けたことなどないことがわかり、
だが、猫猫たちは否応なしに西都のお家騒動に巻き込まれてしまう。
玉鶯の三人の息子たちを後継者として育成してほしいと頼まれたうえ、
鴟梟の息子・玉隼は中央から来た猫猫たちを目の敵として邪魔をしてくる。
誰が西都を継ぐのか……多くの思いが交錯する中、猫猫の元に事件が舞い込む。
そして、雀の本当の顔も明かされることになるのだが---。
そして、壬氏との関係をはっきりさせる時が来るのだろうか。