<p>決断力 誰もが納得する結論の導き方 (PHP新書)</p>
<p>◆今の日本に足りないのは「誰もが納得できる結論を導く」決断力だ!
◇どんな難題も迷わず決められる「決断の仕組み」とは?
◆日々の判断に悩むすべての人に役立つ「橋下流・意思決定術」を大公開!</p>
<p>38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長に就任し、4万8000人の長として、
大阪府の財政再建や都構想住民投票実施など、
絶対に実現不可能だと言われた難題を実行してきた橋下徹氏。</p>
<p>その理由を、「どんなに正解がわからない問題であっても、
組織やチームが納得できる決断をしてきたからだ」と語る。
反対に、昨今の新型コロナウイルスの混乱などのように、
「先の見えない状況」に恐れをなして意思決定を先延ばしにすると、
人や組織・チームの納得が得られず、何も実現できないと言う。</p>
<p>本書では、先の見えない混迷の時代を生き抜く「橋下流・意思決定術」を解説。
そのポイントとなる「意思決定に至るまでのプロセス」の思考法から、
リーダーが自分のチームで活かせる「決断の仕組み」の作り方まで大公開。
日々、正解のわからない問題に挑み、悩むすべてのビジネスパーソン、必読の1冊!</p>
<p>【本書の目次(項目一部抜粋)】
第1章 決断の明暗を分けるのは「事前のルール作り」――「答えのない問題」をどう解決するか
〇弁護士の卵時代に衝撃を受けた「手続的正義」という考え方
〇「決める前」のプロセスが成否のカギ
〇プロセスに納得感があれば、後から批判されることもない</p>
<p>第2章 「強い意思決定」の仕組みはこう作る――人を動かす決断をなすための橋下流ノウハウ
〇意思決定の仕組み作りのポイントは三つだけ
〇「反対意見」を意識できないリーダーは三流だ
〇重要な結論は「オフの時間」を挟んでから決める</p>
<p>第3章 求心力を高める決断をいかになすか――「決めた後」の対応が組織を強くする
〇自分の主張にこだわりすぎるリーダーは、必ず見誤る
〇緊急時には、自分の言葉で語らないと「ハート」に伝わらない
〇府庁幹部を驚かせた僕の「謝罪対応」</p>
<p>第4章 トラブルの時こそ「意思決定の技法」を使う――危機管理マネジメントの七原則
〇「責任はすべて取る」と明言すれば、不都合な情報も集まってくる
〇危機管理の対応は「初動が九割」
〇事実確認前の「全否定」は、最大の悪手</p>
<p>第5章 政治と決断――迷走する政治は何が間違っているのか
〇学術会議問題も、手続的正義の視点が欠けていた
〇組織を動かし、実行するにはまず人事から
〇「手続的正義」を理解できていないメディアの罪</p>
<p>第6章 危機の時代に最善手を導き出すために――未知の危機に対処する思考法
〇新型コロナウイルス「騒動」の出発点は「専門家の判断ミス」
〇僕が体得した「未知の危機に対処する大原則」とは
〇正解がわからないコロナ対策だからこそ、決断までの仕組み作りが必要だ</p>