<p>アマテラスの暗号 (上) - Ama Terrace No Ango Jo</p>
<p>神道とはなにか?天皇家の正統性とは?日本人はどこからきたのか?</p>
<p>──その鍵は最高神“アマテラス”、そして宮中最大の秘祭 “大嘗祭”に封印されていた……</p>
<p>これはあなたの歴史の常識への挑戦である。</p>
<p>「『ダ・ヴィンチ・コード』を凌ぐ衝撃の名著!!」</p>
<p>――茂木誠(作家、著書『超日本史』『ジオヒストリア』他多数)</p>
<p>Amazonで星4.2/6,000個越えの評価の話題作を文庫化!</p>
<p>ニューヨーク在住の賢司は、日本人父との四十数年ぶりの再会の日、父が殺害されたとの連絡を受ける。</p>
<p>父は日本で最も長い歴史を誇る神社のひとつ、丹後・籠神社の宗家出身、第八十二代目宮司であった。</p>
<p>籠神社は伊勢神宮の内宮と外宮の両主祭神(アマテラスと豊受)がもともと鎮座していた日本唯一の神社で、境内からは1975年、日本最長の家系図『海部氏系図』が発見され、驚きとともに国宝に指定されていたことで知られていた。</p>
<p>神職に就く父が何故日本から遠く離れた国で殺されたのか?</p>
<p>再会の日、父が自分に伝えたかった事とは?</p>
<p>父の死の謎を探るため、賢司は友人たちと日本へ乗り込むが……</p>
<p>写真、図など豊富な資料を用いて、日本の歴史に挑む新感覚の歴史ミステリー!</p>
<p>(この小説における神名、神社、祭祀、宝物、文献、伝承、遺物、遺跡に関する記述は、 すべて事実にもとづいています。)</p>
<p>◆ 著者から:</p>
<p>最初にこの話を聞いたときは、単なる笑い話だと思っていました。</p>
<p>しかし、次第に「偶然だったとしても面白いね」になり、気がつくと「もしかしたら……」に変化していました。</p>
<p>そして興味を持ちいろいろ調べると、戸惑いはいつの間にか「合理的に否定するのはむずかしい」になり、遂に、とうとう……。</p>
<p>もし日本のルーツに興味をお持ちなら、あなたもこの不思議な迷宮を旅してみませんか?</p>