胸部HRCTアトラス - High-Resolution CT Of The Chest Comprehensive Atlas (Third Edition)
胸部画像は呼吸器内科、放射線科、循環器内科、感染症科、内科・外科の幅広い領域で重要かつ必須の診断技術だが、正確に画像を読み解き、診断を行うのは容易ではない。本書は、胸部HRCT診断で遭遇する疾患を総合的かつ包括的に収載した図譜であり地図帳である。日常の診療で遭遇する疾患の多くが収載され、その画像パターンから診断名を逆引きできる診断ツールとなっている。一般に胸部HRCTの解説書は、気道と肺実質に影響を及ぼす疾患に共通して認められる特徴的な所見を明確にすることを目的としている。本書では、コモンなものから稀なものまで多数の重要な胸部疾患の画像を取り上げてる。画像上で認められる様々な所見について、疾患の解説とともに画像を読み解くポイントまでをおさえている。 放射線科・呼吸器の専門家はもちろん、研修医・内科・外科すべての先生に、胸部HRCT画像を読み解くために役立つ必携の一冊。